今回ご紹介するニュースはYouTubeで687回以上再生され、高評価数「13」低評価数「0」のCBCテレビ(中部日本放送)が提供するニュース「牛肉は食卓から遠のくのか? 飼料が高騰し生産者を圧迫「円安がジャブで効いてくる。天災みたいで予想つかない」三重・松阪市(2022/6/14)」です!
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牛肉は食卓から遠のくのか? 飼料が高騰し生産者を圧迫「円安がジャブで効いてくる。天災みたいで予想つかない」三重・松阪市(2022/6/14)
投稿日:2022-06-15 19:49:27
概要
様々なモノの“値上げ”が相次ぐ中、東海地方を代表する食のブランド「松阪牛」にも今後影響があるかもしれません。生産者を圧迫する事情を取材しました。
三重県松阪市で「松阪牛」を飼育・販売する「瀬古食品」で今、頭が痛いことと言えば…。
(瀬古食品 瀬古守伸・社長)
「今すぐに(値上げの)影響があることではないが、ダメージを受けるのは飼料の高騰」
農林水産省によると牛や豚、鶏のエサとなる配合飼料の平均価格は2012年は1トンあたり5万5000円あまりだったのが、現在は約8万3000円にまで上昇しています。
ほとんどの飼料が海外頼りの日本、トウモロコシや穀物類を混ぜた配合飼料の値上がりは生産者へのダメージが心配です。
瀬古食品では年間2000頭の松阪牛を飼育し、自社の精肉店などで販売。
現在、販売している肉はまだ飼料があまり高騰していない時期のものということもあり「販売価格の値上げはしていない」といいますが、このまま飼料の高騰が続けばどうなるのでしょうか。
(瀬古食品 瀬古守伸・社長)
「ほとんど飼料というのは海外を頼っているので円安がジャブで効いてくる。これもどうなるか。天災みたいなものなので予想はつかない。持久戦じゃないが、どこまで耐えられるか。ここからが経営者の手腕ではないか」
企業努力では、どうにもならない水準に達すると、ますます食卓から遠のくことに。先行き不透明な状態です。