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11/1オープンするジブリパークを支える職人さんたち 匠の技と熱い思い ジブリ映画の世界観を細部まで再現┃YouTubeまとめ

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今回ご紹介するニュースはYouTubeで136回以上再生され、高評価数「7」低評価数「0」のCBCテレビ(中部日本放送)が提供するニュース「11/1オープンするジブリパークを支える職人さんたち 匠の技と熱い思い ジブリ映画の世界観を細部まで再現」です!

ぜひ、最後までご覧ください!

11/1オープンするジブリパークを支える職人さんたち 匠の技と熱い思い ジブリ映画の世界観を細部まで再現

投稿日:2022-10-27 11:55:57

概要

「どんどこ森」に「青春の丘」、そしてメインエリアの「ジブリの大倉庫」。11/1にオープンするジブリパーク!

ジブリの世界観を、再現したのが…

「楽しんでいる間に時間が過ぎた」
「150点をあげたい」
「自信をもってやりました」
「みんなの力で仕上げた壁」

職人たちの「匠の技」と「熱い思い」に迫りました。

まずは!『猫の大工になりきって!』

こちらは「青春の丘」エリア。
「耳をすませば」で物語の舞台になった、アンティークショップ「地球屋」の隣にあるのが…「猫の恩返し」に登場する「猫の事務所」。
まさに「猫サイズ」の建物で、窓から中をのぞくと、精巧な内装に目を見張ります!

この「猫の事務所」を作ったのが…

「私が過去に作ってきた作品。実は(ギターケースに)入るんです」

木工職人の森本達也(もりもとたつや)さん(48)です。

普段は、岡崎市の愛知産業大学で、技術指導員として木工の授業をサポートしている森本さん。

制作したバイクは細かいパーツまでリアルに。そしてこちらは思わず頬張りたくなる「お寿司」!木とは思えない滑らかな曲線が目を引きます。

森本さんは今回、「サツキとメイの家」の制作に参加した大工さんに声をかけられ、ジブリパークに携わることになりましたが・・・実は。

(木工職人 森本達也さん)
「正直なところ(『猫の恩返し』を)見たことがなかったんです。この話をもらった時に慌てて見た」

そこで…

(木工職人 森本達也さん)
「これも買ったんですよ。集められる本や物は見つけるたびに買いそろえた」

そんな森本さんが「猫の事務所」で担当したのは、内装や、バルコニーなどの部分。「見えないところ」にまでこだわりました。

(木工職人 森本達也さん)
「これがですね、猫の事務所のフローリングです。人間用のフローリングの”猫サイズ“」

一般的にフローリングは、板の裏に接着剤が流れ込むように「溝」を作ります。当然、表面からは見えませんが、なんと今回、この「溝」まで作り込んだというのです。

(木工職人 森本達也さん)
「おそらくは猫の大工さんか誰かがきちんと建てている建物のはず。そこを崩したくない。見えないかもしれないがきちんと作りたい」

こだわりはバルコニーの「この部分」にも表れていて…

(木工職人 森本達也さん)
「形をあえて少しずつ変えている。少し隙間が空いている。おそらく猫の職人が手で削ったであろう世界観を大事にしようと思った」

パーツの太さをミリ単位で変えて、温かみのある手作り感を表現しました。

森本さん、「猫の大工」になりきれたのでしょうか?

(木工職人 森本達也さん)
「わたし猫アレルギーなので。少し難しい。私が楽しんでこだわっている間にどんどん時間が過ぎていった。楽しかった」

続いては、『ジブリの大倉庫を彩るこだわりの35色』

こちらは、埼玉県にある建設会社。木工を得意としていて、これまで東京駅の屋根の復元工事に携わってきたほか、2016年の伊勢志摩サミットの舞台になった「志摩観光ホテル」の天井の内装などを手がけてきました。

ジブリパークでは「ジブリの大倉庫」の内装を担当。施工の指揮をとった荻原昭一(おぎはらしょういち)さん(43)が、大倉庫でまず見てほしいというのが・・・

(内外テクノス 工事部 荻原昭一さん)
「どんぐりです。建物の頂部にある飾り、どんぐりの形をしたもの」

「ジブリの大倉庫」に入り、ふと見上げると、そこには荻原さん渾身の、どんぐりのオブジェが!

Q.「ツブツブ」の有り無しの違いは?
(内外テクノス 荻原昭一さん)
「(試作品の)打ち合わせで、ツブツブの有無について議論があった。筋が彫ってある。筋も先細りするのか同じ太さにするのか打ち合わせをした」

そして、今回最もこだわったのが…

(内外テクノス 荻原昭一さん)
「ジブリの大倉庫の木の塗装サンプル」

Q.全てをジブリの大倉庫で使った?
(内外テクノス 荻原昭一さん)
「そうです。全て使った」

色鮮やかに仕上げられたジブリの大倉庫。壁や屋根などの装飾で使い分けた色は35色!試作品まで含めると、実に120色にも上ったといいます!

(内外テクノス 荻原昭一さん)
「ここまで色のバリエーションが多い現場はなかなかない。木肌を塗りつぶす場合はすぐに色が出るが、木肌を出して鮮やかな黄色は出しづらかった」

塗料の調合を重ね、黄色や、水色、そして赤色など、鮮やかな色を出しつつも、木の質感まで感じられる仕上がりに。
これ、実は、ある人のこだわりだったといいます。

(内外テクノス 荻原昭一さん)
「宮崎吾朗(監督)さんのこだわりだと思う。映画監督なので、色へのこだわりは強いと思う。僕も色にはこだわり強く(仕事を)した」

ジブリパークに携わった感想は…

(内外テクノス 荻原昭一さん)
「楽しかった。正直つらいとは思えなかった。150点をあげたい」

続いては、『江戸時代から続く伝統工法の壁』

「ジブリの大倉庫」でジブリの短編アニメーション映画を上映する映像展示室。こちらの建物の壁は…

「手で触ってみるととてもなめらかでつるつるしています」

独特な淡い色に、光沢のある壁。実は土で出来ていて、ある特別な工法で作られているんです。

名古屋市守山区の左官職人・宮原祐介(みやはらゆうすけ)さん(43)。さきほどの壁は…

(左官職人 宮原祐介さん)
「つるっとした仕上がりが大津壁」

「大津壁」とは、江戸時代から続く伝統的な工法。わらを混ぜて発酵させた土などを塗り重ね、その上から石灰や顔料などを混ぜた土を塗ります。
ここから、20回ほどもコテで繰り返し押し固め、磨き上げることで、土とは思えない光沢のある仕上がりになるんです!

(左官職人 宮原祐介さん)
「青色は1ミリも塗っていない。薄く塗って透けないように青色をだす。厚く塗ると割れたり剥離したりする」

仕上がりには高度な技と長い時間を要しますが、ジブリ側から求められた淡い青色を完璧に再現するためあえて「大津壁」を採用しました。

今回手がけたのは高さおよそ8メートル、幅およそ4メートルの大きな壁。
10年以上付き合いのある左官仲間にも声をかけました。

(左官仲間)
「仲がいい人でないとけんかになる。(塗り具合が)厚いとか薄いとか」

さらに仕上がりにムラがでないように…

(左官仲間)
「みんな同じコテで同じ仕上げをした」
「同じじゃないと(壁の)肌がそろわない」

みんなで東京まで行き、おそろいのコテを買いました。
現場入りする前には…

(左官仲間)
「来られるメンバーで集まって練習した」
「仲のいいチームワークだったら壁もきれいに仕上がる」

チームワークで仕上げた自慢の壁。
オープンを間近に控えた今の気持ちを聞いてみると?

(左官職人 宮原祐介さん)
「こういう仕事に携われてよかった。仲間がいたので相談もできて知恵も出てきた。大変なこともあったが、みんなの力で仕上げられた壁だなと思う」

2022年10月26日放送 CBCテレビ「チャント!」より

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