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「線状降水帯」の発生予測を目指して 空から「大気の河」へ機器を投下する気象観測に密着 名古屋大学(2022/7/5)┃YouTubeまとめ

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今回ご紹介するニュースはYouTubeで2645回以上再生され、高評価数「11」低評価数「0」のCBCテレビ(中部日本放送)が提供するニュース「「線状降水帯」の発生予測を目指して 空から「大気の河」へ機器を投下する気象観測に密着 名古屋大学(2022/7/5)」です!

ぜひ、最後までご覧ください!

「線状降水帯」の発生予測を目指して 空から「大気の河」へ機器を投下する気象観測に密着 名古屋大学(2022/7/5)

投稿日:2022-07-05 22:16:20

概要

今回の台風4号では大量の雨をもたらす「線状降水帯」が発生しました。その予測につなげるための国内初となる特別な観測実験に桜沢気象予報士が密着しました。

(桜沢信司・気象予報士)
「今、1つ目の観測機器が紀伊半島の南で投下されました」

飛行機から投下されるのは空気中の温度や湿度、風速を正確に測る小型の観測機器「ドロップゾンデ」。

局地的に大雨をもたらす「線状降水帯」の予測を目指すプロジェクトです。

その中心を担うのが気象学が専門の名古屋大学の坪木和久教授。

(名古屋大学 坪木和久・教授)
「(機内にある)この2つが受信機。名古屋大学のサーバーにデータが送られて、それを気象庁が取りに来る。そのあと世界中の気象機関に送られる」

今回の観測で狙うのは通称「大気の河」、台風などに伴い海上を流れる大量の水蒸気の帯です。

これが陸地に流れ込むと、線状降水帯を生み出すことがわかっていて、この「大気の河」の分析から線状降水帯の発生予測に繋がることが期待されています。

(去年9月の観測)
「(台風の)中心中心、中心です」

坪木教授は、これまでにも台風の内部に飛行機を飛ばし「ドロップゾンデ」を投下。台風の構造を立体的に調べてきました。

(桜沢信司・気象予報士)
「上空1300メートル付近に上ってきました。外は真っ白です。まだ雲がかかっています」

今回の飛行ルートは名古屋から四国沖を通って九州・東シナ海を通過、沖縄までを往復します。

(名古屋大学 坪木和久・教授)
「窓の外に見えているのが九州沖にできている雷雲。おそらく、そこに線状降水帯のようなものが形成されつつある。今まさに、できているところ」

その途中でドロップゾンデを大気の河に50キロ間隔で往復50個を投下します。

(桜沢信司・気象予報士)
「現在、九州の西の海上を飛んでいます。私たちのいるところは晴れていますが、九州の陸地の方を見てみると雲が厚いのが分かります。台風4号と、その周辺の雲とみられます」

3時間半のフライト、沖縄の宮古島は晴れていました。

(名古屋大学  坪木和久・教授)
「『大気の河』に沿って流れ込む水蒸気の正確な量が分かる。それが豪雨の予測精度向上に寄与する」

気象庁は線状降水帯の発生予測を6月1日から始めていましたが、今回の線状降水帯は予測できず、今回の観測で予測精度を、さらに上げることが期待されます。

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