今回ご紹介するニュースはYouTubeで2729回以上再生され、高評価数「62」低評価数「0」のCBCテレビ(中部日本放送)が提供するニュース「動画を早送りで見る若者が増えている!Z世代を中心にした若者はいったいなぜ早送りで見るのか?」です!
ぜひ、最後までご覧ください!
動画を早送りで見る若者が増えている!Z世代を中心にした若者はいったいなぜ早送りで見るのか?
投稿日:2022-07-20 00:04:02
概要
もはや動画を普通のスピードは見られなくなった人たち。
(20代会社員)
「アニメを30分のところを1.5倍速で見て…」
(10代学生)
「ドラマの展開が遅いと倍速で見る」
10代半ばから20代半ばのいわゆるZ世代を中心に、動画の早送り視聴は…
(稲田豊史氏)「現代人の習慣」「1時間のものを30分で見られるから、1時間で2本分見られるから得だという人がいるのですが、30分かけてムダなことをしていた」
こう話すのは…2022年4月に発行され、既に3万5000部のヒットを飛ばしている「映画を早送りで観る人たち」の著者、稲田豊史(いなだとよし)さん。愛知県の春日井市出身です。
さらに名古屋の街で伺うと…
(30代会社員)
「倍速で見たり、2つ並行して見たりとか」
(10代学生)
「おもしろいところだけ見ればいいかなと」「時間のムダだから」
いったいなぜZ世代は映像を早送りしたくなるのか…
理解できないという世代も。
(50代会社員)
「やっぱりリラックスしてゆっくりそういうもの見る時くらい、時間を作るべきだと思う。そこまでして急いで見て、そんな時間を何に使っているか若者に問いたい。」
(60代主婦)
「面白味は半減ですよね、2倍速でみるってことは」
(60代)
「理解できない。余韻とか色んなものがあって監督の意図がある訳だから」
では普段どんな見方をしているのか教えてもらいます!
(20代会社員)
「アニメを30分のところを1.5倍速で見て…」
■動画はいつも1・5倍速
女性のお気に入りの動画配信サービス内では、スピードを0.5倍速から1.5倍速まで選択可能ということで、常に最速の1.5倍速で視聴しているそうです。
そのワケは…。
(20代会社員)
「(好きなアニメが)1000話あるから、一から見始めると果てしないから1.5倍で見ないと追い付かない」
代わって、この10代の男性にはある神業が。
Q.10秒とばしする?
(10代学生)「しまくります」
■好きなシーンに飛びます!飛びます!
(10代学生)「最初オープニングとかあるので、そこをバーっと飛ばします」
(記者)「オープニングを飛ばす?」
(10代学生)「ここは別に見なくてもいいので飛ばします。動画始まったところから見る」
(記者)「内容理解できますか?」
(10代学生)「できます」
男性の素早い連続タップ。計測するとなんと1秒間に6回を数えるスピード。
さて、民間の調査会社が2021年3月に行った年代別調査では、倍速視聴の経験がある人は20代が一番多く、およそ50パーセントでした。
ということで、同じ屋根の下で暮らしていると、当然視聴方法も違います。
愛知県刈谷市の永田さん親子。母親、陽子さんは「倍速視聴しない」と言いますが 20代の娘、愛日(まなか)さんは?
(娘・愛日さん)「アニメとアニメのつなぎをスキップしたり、飽きてくると早送りする回数が増える」
1.25倍でスマホの動画を観ながらスキップ機能も多用!
これに対して母親は?
(母親)「速いから見づらいかもしれない。普通に私は見たいかな」
こうした動画の早送り視聴については脳科学の専門家はこんな指摘を…
(玉川大学 脳科学研究所 松田哲也教授)
「早回ししてしまうと、間とかが情報として消え去ってしまう。言葉では表せない感情、非言語コミュニケーションが感じとれなくなる。
実際にコロナ禍のリアルな社会での、人と人とのコミュニケーションが減って、より一層気づきにくくなる」
松田教授は、「動画の早送り視聴が長期化すると、通常の会話でも速さを求める人が多くなり、人間関係に支障が出ることも考えられる」とのこと。
では、冒頭にご紹介したライターの稲田さんに動画の早送り視聴のワケをどう分析できるのか聞きました!
(稲田豊史氏)「タイムパフォーマンスっていう言い方が最近出てきた。短い時間でたくさんのコンテンツが得られるというのは、得だしできる人だという考え方が2010年代以降浸透してきた」
「タイムパフォーマンス」略して「タイパ」。
2000年代以降、時間効率を求める人が多くなり、膨大な数の動画コンテンツを 次から次に見なければと早送りするようになったと言います。
「時間効率」「時間のムダだから。限られているので時間は」
早送りしてしまう根幹には…
「友達に勧められて見始めて、 早く話題を共有したいから」
「話題についていくためにというのが多い。はやっているものを
、いろいろ聞くけど、シリーズが多いから、全部見切るのに時間がかかるから、早送りで見ているのが多い」
かつてのテレビを見なければ翌日話題についていけないという時代から、話題の動画を知らないと置いてきぼりになるという新たな恐怖…
早送り視聴は、Z世代がコミュニティ内で居場所を得るためにも編み出した「術」と言えるかもしれません。
2022年7月18日放送 CBCテレビ「チャント!」より
