今回ご紹介するニュースはYouTubeで2090回以上再生され、高評価数「14」低評価数「0」のCBCテレビ(中部日本放送)が提供するニュース「「希望に満ちた未来を奪った」 被告の男に求刑を上回る判決 女児2人死傷事故の裁判 (2022/11/22)」です!
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「希望に満ちた未来を奪った」 被告の男に求刑を上回る判決 女児2人死傷事故の裁判 (2022/11/22)
投稿日:2022-11-22 20:15:34
概要
修了式を終えて家に帰る途中だった児童2人が死傷した痛ましい事故から8か月。わき見運転で事故を起こした男の裁判で、裁判所が出した結論は「求刑を上回る」判決でした。
ことし3月、名古屋市瑞穂区の交差点。3学期の修了式を終えて小学校から家に帰る途中だった女子児童2人が、赤信号で進入してきた乗用車にはねられ、当時9歳の女の子が死亡、10歳の女の子が大けがをしました。
過失運転致死傷の罪に問われたのは、名古屋市千種区の無職、藤川幹人被告(52)。
これまでの裁判で検察側は、車内で爪を切った藤川被告が、運転中に爪切りの中の爪を捨てようとして少なくとも「8.8秒間」わき見運転したのが事故の原因だと指摘。「禁錮4年6か月」を求刑していました。
亡くなった女の子の父親は、裁判で厳しい言葉を藤川被告にぶつけました。
(被害者の父)
「娘の命を奪い、私たちの人生を滅茶苦茶にした。私は一生あなたを許しません」
一方の弁護側は藤川被告が「今後、免許を取得しない」と述べるなど、深く反省していると主張して、執行猶予付きの判決を求めていました。
きょう(22日)迎えた判決公判で名古屋地方裁判所の山田耕司裁判長は…。
(名古屋地裁 山田耕司裁判長)
「希望に満ちあふれていたはずの未来を奪われた無念は察するに余りある。他者の安全に対して無頓着で、極めて危険な運転で事故を引き起こした」
こう指摘した上で、「事故の結果が被害者らに与えた影響や、処罰感情の峻烈さが検察側の求刑に十分に反映されていると言えない」と述べ、検察の求刑を上回る「禁錮5年」の判決を言い渡しました。
判決を受けて遺族は、こうコメントを寄せました。
(被害者の父)
「被告人が本日の判決を受け入れ、真摯に向き合うことを切に願います」
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